第74回高分子討論会で講演および発表
第74回高分子討論会にて、海洋生分解性プラスチックについて講演および発表を行います。
| ■ 日 時 | 2025年 9 月 16日（火）～ 18日（木） | |
| ■ 会 場 | 関西大学 千里山キャンパス |
【概要】
● フォーカスセッション 『サステナブル社会に貢献する分析装置』 9月17日（水） 12:00～14:00
13:35～14:00 海洋生分解性プラスチックの分解過程の可視化と環境安全性の評価 ～素材開発と市場拡大に向けたヒント～
演者： 八十島 誠
演者： 八十島 誠
● 発表 題目：「生分解過程におけるPBSAの分解中間物測定～低分子化プロセスの解明に向けて～」
発表者：藤田 遼、苗田 千尋、綿野 哲寛*、峯 孝樹、嶽盛 公昭、八十島 誠
発表者の所属：株式会社島津テクノリサーチ、*静岡県環境衛生科学研究所
発表者の所属：株式会社島津テクノリサーチ、*静岡県環境衛生科学研究所
本研究では、生分解性プラスチックの分解を質的・量的に把握するために、生分解によって低分子化した分解中間物を、精密質量分析装置を用いて実測した。
対象ポリマーはPBSAとし、生分解試験は海洋生分解度試験ISO19679に準拠して実施した。検出された分解中間物の解析結果を基に、
分解中間物の組成比変動等から推察されるPBSAの低分子化プロセスについて、先行して実施したPHBHとの違いに焦点をあてて報告する。
対象ポリマーはPBSAとし、生分解試験は海洋生分解度試験ISO19679に準拠して実施した。検出された分解中間物の解析結果を基に、
分解中間物の組成比変動等から推察されるPBSAの低分子化プロセスについて、先行して実施したPHBHとの違いに焦点をあてて報告する。
【関連情報】
| ・ | 業務案内 生分解性プラスチックの評価・分析 |
| 海洋生分解性プラスチックの生分解度試験 | |
| 生分解性プラスチックの分解過程を視える化する技術 | |
| プラスチックに吸着した化学物質の調査 | |
| ・ | 論文 Measurement of monomers and oligomers (≤20mer) as intermediates using LC–Orbitrap MS from marine biodegradation of poly(3-hydroxybutyrate-co-3-hydroxyhexanoate) in laboratory Makoto Yasojima, Kana Kuroishi-Kawabe, Chihiro Nouda-Ibushi, Ryo Fujita, Takaki Mine, Hiroaki Takemori, Masao Kunioka Polymer Degradation and Stability Volume 232, February 2025, 111166 https://doi.org/10.1016/j.polymdegradstab.2024.111166 論文の概要（日本語）はこちら |