若手座談会メンバー

試験解析事業部

Y.T

入社3年目
(化学系学科出身)

試料中に含まれる元素の分析業務がメイン。新たな分析手法の確立をめざし、また社内外への発表も行う。

環境事業部

N.T

入社4年目
(化学系学科出身)

ガスクロマトグラフ高分解能質量分析計(GC-HRMS)を用いたPOPsなどの極微量化学物質分析を担当。先日異動したばかりで勉強に邁進中。

医薬ライフサイエンス事業部

K.H

入社4年目
(生命科学系学科出身)

一年目は営業職、二年目から技術部門に配属。主に液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)を用いて生体試料中の薬物濃度測定や食品中の機能性成分測定を担当。医学系・農学系などの学会にも積極的に参加。

環境事業部 

D.F

入社7年目
(自然科学系学科出身)

営業職。お客様と技術部門の橋渡し役として、お客様の意向を伝え調整役を担う。

入社の決め手は?

ひとつはフレックス制度や充実した休暇制度、離職率の低さなどを見て、
働きやすい環境なのだろうなと感じたところでしょうか。
私も。
福利厚生が整っていることと、あと大学の先輩が既に入社されていたことも大きいですね。
仕事の内容や社内の雰囲気も身近に感じました。
Nさんが研究室の先輩です。実際に働く様子を聞かせてもらっていました。
ノーベル賞受賞者が在籍する島津製作所のグループ会社ゆえの技術力の高さと自由な環境も魅力でしたね。
高度な分析技術で社会貢献ができそうだというのは私も決め手でした。
私も、島津製作所などの分析機器を使い分析業界をリードする会社だというところが魅力でしたね。
それから、島津製作所ラグビー部で入社後もラグビーができること。
今も定時後や休日に汗を流しています。島津製作所にはラグビー部以外にもクラブ活動があり、
グループ会社の社員もサッカーやバレーボール、バドミントンなどに参加し交流されています。

入社後はどのように仕事に慣れていきましたか?

まずは島津製作所グループ全体でマナー研修。
そのあと2~3週間ほどかけて各事業部の現場研修がありました。
配属が決まった後は先輩についてもらい、実際の業務を実践的にこなしつつ覚えていくことが多いと思います。
私も同じく実践です。実務の中で実験手法や機器の操作を覚えましたが、オリジナルの実験ノートを作って作業記録などを残すようにしていました。
ここは大学院での研究経験が生きたと思います。
営業部門では先輩に同行しながら覚えていくのが基本ですね。
ただ「分析」という商品がどんな工程で行われているか把握していなければ動けないので、サンプリングから分析、データ処理、報告書作成まで一連の業務の研修も受けました。
分析なんて入社するまで触れたことがない…という方も安心してください。

現在はどのような仕事をしていますか?やりがいを感じることは?

まずは営業がお客様にヒアリングを行い、お客様の意向を技術部門に伝えます。場合によっては技術職と同行して打ち合わせを行いますが、ルーチンの分析ではメールや社内システムでお客様と技術部門の調整をします。
納期や分析費用の試算などは技術部門が担当します。
お客様へのPR用データや資料を渡して、営業活動のバックアップを行うことも。こまめに営業・技術間で情報共有するようにしています。
分析業務は部⾨ごとにやり⽅が違います。分業制で業務を履行する場合や、一人(あるいは多人数)が一つの分析に専属する場合など、業務の種類やグループによって多様な業務の履行方法があるのが環境事業部の特徴です。
試験解析事業部は案件によるのですが、1~2人で分析を担当するものから、試料の数が多かったり、いくつもの装置で分析する必要があったりして20名近くで取り組むこともあります。
医薬ライフサイエンス事業部も他部門の機器や技術が必要になることがありますね。部門をまたぐ時は事前連絡やスケジュール確認など、早めに念入りに行うようにしています。
分析業務も手法も多岐に渡りますが、お客様に感謝の言葉をいただけた時はうれしいですよね。
ええ、私も以前、お客様の前で装置の講習会をした後「分かりやすかった」と言っていただけてうれしかったです。
どれだけ作業に苦労しても、お客様にご満足いただけた時の反応がやりがいの全てかもしれませんね。
たしかにどんなプロジェクトでも、報告書を書き上げたときの達成感はありますよね。

実際に入社してみて、驚いたことや良かったことは?

上司や先輩方との距離が近く、質問もしやすくてアットホームなところは居心地がいいですね。
トラブルがあったら的確にアドバイスをもらえるし、上層部に自分の意見が言いやすい空気もありますよね。私はふだんから他愛のない話もよくします。
プライベートな相談にも親身になってくれますしね。仕事面では、やりたい分野の営業担当を持たせてもらえるなど、想像以上に柔軟な対応でやる気を引き出してくれます。
大学では扱わないさまざまな種類の装置があって、それを扱える技術者がそこにいる…という環境もワクワクします。
女性目線では、産休・育休の取りやすさも実感しました。男性で育休を取得している人も何人もいて進んでいると感じています。

この仕事に向いている人はどんな人だと思いますか?

チャレンジ精神のある方でしょうか。当社はお客様によって異なる課題を解決していくソリューション型営業ですので、難問にもひるまず向かっていける方や、自分の信念を持っているような方のほうが仕事を楽しめると思います。
技術職はその課題に対する探求心の強さは必要ですね。
何事にも丁寧に向き合う姿勢も大切だと思います。お客様によっては、製品の最終検査を託されていることもありますので、私たちの報告値が製品の行方を左右したりもしますから。
そうですね。だから私も日々気に留めるようにしているのですが、責任感と正直さ、分析対象への洞察力や観察力も磨くようにしています。それから技術職では、自ら技術や知識を積極的に吸収していく人のほうが向いていると思います。

就職活動中の方へメッセージをお願いします。

私は学会と就活期間がかぶってしまって本当に大変な思いをしたので、「推薦も利用して計画的に」とあの頃の私に伝えたいです。卒業前に学会へ参加する予定の方は、準備に思った以上に手を取られるので、余裕のあるスケジュールを立ててください。
私は「目立とうとして奇をてらったり、背伸びした美辞麗句を並べずに、素直な気持ちで説明会や面接に挑んで」かな…(笑)仕事を始めても、自分の目で見て考え、自分の言葉を伝えることって大事だなと思いますし。
私⾃⾝就職活動を当社1社しかしておらず、他社のことを全然知りませんでしたので、色々な会社を見ていただければと思います。その中で当社が自分に合いそうだと思ったらぜひ一緒に仕事をしましょう。
今はリモートも導入されて、遠方の説明会も気軽に参加できますしね。広い視野でさまざまな業界を覗いてみた上で、当社を選んでもらえたらうれしいです。後悔のないように頑張ってください。