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リサイクルプラスチックの分析・評価

リサイクルプラスチックの規制対応
(欧州ELV規則、GADSL、REACH規則、第一種特定化学物質等)
に関するお悩みはお気軽にご相談ください

プラスチック製品・材料のリサイクル

新着情報

第一種特定化学物質に関する情報が厚生労働省・経済産業省・環境省より (令和7年10月6日)発表されています。
リサイクルプラスチック由来の素材や製品に対しても「第一種特定化学物質」の製造・輸入は規制されています。

 

第一種特定化学物質について [経済産業省Webサイト]

第一種特定化学物質規制に関する情報(不純物関係)(METI/経済産業省)

不純物として第一種特定化学物質を含有する化学物質の取扱いについて(お知らせ)の改訂について

不純物として第一種特定化学物質を含有する化学物質の取扱いについて(お知らせ)

 

島津テクノリサーチでは第一種特定化学物質に対応した受託分析サービスを行っています。

 

 

近年、国連の定めるSDGsに代表されるように、地球環境を保護し、持続可能な社会を実現することが求められています。
これらの問題に対する関心は年々高まっており、日本においてもプラスチック製レジ袋の有料化が開始されるなど、環境に対する負荷を低減するさまざまな施策が行われています。

法規制の点においても、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(2022年4月施行)や欧州での「自動車の循環設計とELV管理規則(案)」(2023年7月公表)等の動きがみられています。
 

欧州ELV規則(欧州廃車規制、ELV規制)案

「自動車設計・廃車(End-of-Life Vehicles:ELV)管理における持続可能性要件に関する規則案」では、新車における再生プラスチックの利用率を施行から6年以内に15%、10年以内に25%とし、そのうち廃車由来を20%とすることで、暫定的な政治合意に至りました(2025年12月公表)。
このように、自動車産業を中心にプラスチック製品やプラスチック材料をリサイクルする取り組みが活発になっています。

GADSL

「GADSL(Global Automotive Declarable Substance List)」は自動車業界において、使用される部品や材料に含まれる化学物質を共通ルールで管理・申告するための業界統一リストです。サプライチェーン全体で情報伝達を標準化することで、製品中の規制対象物質や今後規制が見込まれる物質について、管理を明確にできます。現在、重金属類や有機フッ素化合物(PFAS)、難燃剤や可塑剤などのプラスチック添加剤を含む約6,400物質がリストアップされており、毎年継続的にリストの更新が行われています。

REACH規則

「REACH規則」はEU域内での化学物質の安全な製造・流通を確保するため、企業に対して物質の登録(Registration)、評価(Evaluation)、認可(Authorisation)および制限(Restriction)を義務付ける法制度です。リサイクルプラスチックを使用した製品も対象となっており、SVHC(高懸念物質)として約250物質がリストアップされています。SVHCが事業者当たり年間1トンを超える量かつ、0.1wt%を超える濃度である成形品については、欧州化学品庁(ECHA)への届出が必要となります。

化審法における第一種特定化学物質

第一種特定化学物質は、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」に基づき、人体や生態系に対する重大な有害性や長期的蓄積性が認められ、特に厳格な届出・許可や製造・輸入制限の対象として規制される物質です。リサイクルプラスチック由来の素材や製品に関しても規制対象となり、不純物として含有する場合も管理が義務付けられています。

 

当社では、現在に至るまでの豊富なプラスチック分析の実績をもとに、各業界でリスト化された環境負荷物質の含有有無の把握(スクリーニング)から個別定量評価まで包括的な受託分析サービスを行い、使用制限物質の管理に貢献します。その他、プラスチックリサイクルに関する問題のご相談や最適な分析手法のご提案など、お客様の課題解決を全力でお手伝いします。

 

このような規制対応でお困りの場合はお気軽に島津テクノリサーチにご相談ください

 

分析・試験項目

分類 分析の特徴 主な分析手法
組成/構造 有機分析 各種クロマトグラフを活用し、プラスチックの有機化合物の定性・定量分析を行ないます。 GC/MS | LC/MS
無機分析 プラスチックに含まれる無機元素の濃度を測定します。最適な前処理や測定方法をご提案します。 ICP/MS | ICP/OES | IC | EDX
構造解析 プラスチックの分子構造・結晶構造の情報を解析します。 XRD | FTIR | ラマン分光法
内部観察 外観だけでは判断できない内部の構造の違いや、不具合、亀裂、劣化などを確認できます。 マイクロフォーカスX線CT
物性/熱特性 熱物性評価 低温・高温下などの条件での、プラスチックの状態を測定します。 TG-DTA | DSC | TMA
物性評価 粒子径、細孔の大きさの分布、表面積、密度を測定します。 粒度分布 | 細孔分布 | 比表面積 | 密度
粘度測定 熱可塑性樹脂の粘性や弾性を測定します。 音叉振動式粘度計 | レオメーター
ぬれ性評価 プラスチックの撥水性や親水性を評価します。接触角、真円度、ぬれ面積の算出も可能です。 ぬれ性評価装置
機械特性/耐久性 静的試験 プラスチックに引張・圧縮・曲げなどの力を与え、試験力(応力)や伸び、ひずみの度合いを測定します。 引張試験 | 圧縮試験 | 曲げ試験
動的試験①  実使用環境下で想定される衝撃や疲労を与えたときに生じるひずみや変形の量 などの動的性質を評価する試験です。 疲労試験 | 耐久試験
動的試験② プラスチックの試験片や部品などに高速で負荷を与え、動的負荷時の破壊特性・破壊形態を測定することができます。 高速引張試験 | パンクチャー衝撃試験
硬度測定 プラスチックの硬度測定(ビッカース硬さ、マルテンス硬さ)、弾性率測定、強度測定を行います。 硬さ試験 | 微小圧縮試験
画像解析 試験片表面にスプレーなどで塗布して、模様の変化を画像解析することで、表面ひずみ分布の時間的変化を解析します。 デジタル画像相関法

 20201105

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