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埋設農薬・POPs農薬の調査・分析
日本各地から埋設農薬に関する問合せが!
計画・立案から試料採取・分析・報告書作成まで、皆様をサポートします
■概要
 2001年5月にスウェーデンにおいて「残留性有機汚染物質〔POPs〕に関するストックホルム条約」が採択され、2004年5月に発効しました。
 条約では廃農薬などPOPsを含む廃棄物の適正管理及び処理が求められています。
 国内では過去に埋設された廃農薬について、平成16年度から農林水産省による「埋設農薬最終処理事業」が「POPs廃農薬の処理に関する技術的留意事項について」 (2009年8月改訂環境省)や「埋設農薬調査・掘削等マニュアル」(2008年1月環境省)に基づき実施されており、当社では関連調査・分析を受託しています。
■POPs等農薬とは
 2017年4月現在、POPs条約では農薬や殺虫剤16物質等が対象物質となっています。このうち日本で農薬としての登録実績のあったDDT、アルドリン、ディルドリン、エンドリン、クロルデン及びヘプタクロルに、過去に埋設処理の対象となっていたBHC(HCH)を加えた7物質を含む農薬を「POPs等農薬」といいます。

アルドリン
ヘプタクロル
DDT
エンドリン
クロルデン
ディルドリン
BHC(HCH)

■実績
農林水産省は2000年から2003年度にかけて「使用残農薬適正処理技術開発事業」を実施し、9種類の無害化処理技術に関して予備試験と実試料を用いた処理試験を行いました。 当社はこの内8種類の処理技術について、事業実施委託先(財団法人)や技術保有会社から技術評価・クロスチェックなどの分析を受託し、実証調査においても、分析を受け持っています。また、環境省POPsモニタリング調査においては、長年にわたり、大気や生物試料の高感度分析(GC-HRMS使用)を受託しています。この他、多くの公的研究機関や大学などからもPOPs関連調査を受託していますので、お気軽にご相談ください。
GC-HRMS機器分析室
GC-HRMS機器分析室
■埋設農薬調査・処理フロー

埋設農薬調査・処理フロー
調査・処理を行なうにあたり必要な環境調査分析業務
責任者の設置
責任者の設置
埋設地点の確認調査
地中レーダー探査、電磁探査、磁気探査等で物理探査を実施
掘削対象範囲の確定
周辺環境への漏洩確認のため、周辺環境調査が必要
調査対象 : 地下水及び土壌について簡易及びラボ分析を行う。
簡易分析 [地下水] pH、電気伝導度及び塩素イオン(一部重金属)
    [大気] 臭気の有無
ラボ分析 [地下水及び土壌] POPs等農薬、水銀、有機ヒ素、チウラム及び有機リン
    [大気] POPs等農薬及び水銀
掘削作業準備
農薬埋設地点の周辺環境監視計画の策定
監視方法 : 目視、地下水及び大気
掘削・回収作業
周辺環境監視の実施
作業中監視対象(作業期間中): 目視(毎日)、地下水、大気についての簡易及びラボ分析(月1回)
作業後調査対象(作業終了後1年間): 目視(隔月)、地下水についての簡易及びラボ分析(年2回)
保管中の管理
保管中の監視の実施
調査対象 : 目視 (毎月)、地下水、土壌及び大気についての簡易及びラボ分析(年1回)
無害化処理
分解処理の測定
測定対象 : 処理施設より排出される排ガス、排出水及び残さについてのPOP等農薬及びダイオキシン類の分析(測定項目ごとに6ヶ月又は1年に1回)
農薬成分及びダイオキシン類については実際の処理物を用いた試験運転時及び運転条件変更時の確認試験時にも行う。


<参考資料>
『埋設農薬調査・掘削等マニュアル』(環境省)
http://www.env.go.jp/water/dojo/manual/h200117/full.pdf
『残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約に基づく国内実施計画』(平成24年8月24日)
http://www.env.go.jp/chemi/pops/plan/all-re.pdf
『POPs(残留性有機汚染物質)パンフレット』(環境省)(2016年3月)
http://www.env.go.jp/chemi/pops/pamph27/pdf/mat00.pdf

 
■特色
1) スクリーニングから超高感度分析まで調査目的にあった分析方法で対応します。
2) 分析機器が充実しており、GC-HRMS、LC-MS/MS、GC(ECD)等、最適な条件で分析します。
3) 超短納期にも対応しますので、ご相談ください。
4) 処理技術の初期評価段階から、分析の実績があり信頼性の高い結果をお届けします。