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トップ > 業務案内 > 分析テーマ グリーン調達支援 PFOS/PFOA分析
グリーン調達支援
●RoHS2(改正RoHS)分析
●フタル酸エステル類分析
●California Proposition 65 評価試験
●CPSIA
●ハロゲンフリー対応
●玩具EN71-Part3分析
●環境負荷物質の分析
●PFOS/PFOA分析
●PAH(AfPS GS2014:01)
当社では「RoHS分析」及び「フタル酸エステル類分析」についてISO/IEC17025試験所認定を取得しています。
PFOS/PFOA
 PFOS/PFOAおよびそれらの関連物質は、撥水撥油剤、界面活性剤、表面処理剤、半導体用反射防止剤、金属メッキ処理剤、防汚剤などとして各種材料や薬品、グリースなどに添加剤として用いられてきましたが、近年、地球規模での環境残留性や生体蓄積性が明らかとなったために国際的な規制が始まっています。

 EUでは、2006年12月27日に欧州指令(2006/122/EC)が告示され、PFOSの販売や使用が制限されています。米国では、米国環境保護庁(EPA)が2006年1月25日に、PFOA関連メーカー8社にPFOAの削減に関する責務プログラム(2010/15 PFOA Stewardship Program)を要請しました。
 日本では、2010年4月1日の化審法改正でPFOSまたはその塩、およびPFOSの原料のPFOSFが第一種特定化学物質に指定され、製造および輸入が許可制となりました。

<基準値あるいは求められる定量下限値(欧州指令(2006/122/EC)特例あり)>
 
織物及びコーティングされた製品
半仕上げ製品・品物
物質及び調剤
1μg/m2
0.1wt%
0.005wt%

<測定物質>
 
測定物質 CAS No.
ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS) :CF3-CF2-CF2-CF2-CF2-CF2-CF2-CF2-SO3H 1763-23-1
ペルフルオロオクタン酸(PFOA) :CF3-CF2-CF2-CF2-CF2-CF2-CF2-COOH 335-67-1

<特長>
 当社は、環境試料中のパーフルオロ化合物(PFCs)の分析方法の確立に取り組んでいます。
 また、製品中のPFOS/PFOAの含有量分析では、高感度で、選択性の高いLC-MS/MS法による分析の実績が多数あります。

 REACH規則によりPFOAが規制強化されます!

<REACH規則>

 2017年6月14日、REACH規則(* Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals)の制限対象物質リスト(付属書 XVII)が改正され、PFOAとその塩およびPFOA関連物質が追加されました。これにより2020年7月4日以降、化合物としてPFOAの製造と上市を禁止するとともに、PFOAが25ppbを超えて含有する、またはPFOA関連物質が合計1000ppbを超えて含有する混合物や、成形品の製造時使用と上市が原則禁止されます。
 
化学物質 範囲・用途 付属書XVIIに規定される使用制限
PFOA(CAS No.335-67-1)と
その塩およびPFOA関連物質
(perfluorooctanoic acid,its salts and PFOA-related substances)
・化学物質として製造または上市する 禁止
・他の化学物質の構成要素として使用または上市する
・混合物に使用、またはそれを上市する
・成形品の中もしくは成形品の一部の中に使用、
 またはそれを上市する
●PFOAとその塩:
  濃度25ppbを超える含有
●PFOA関連物質:
  合わせて濃度1000ppbを超える含有

<POPs条約と国内>
 また、2019年4月〜5月に開催されたPOPs条約第9回締約国会議(COP9)で、新たに「ジコホル」及び「ペルフルオロオクタン酸(PFOA)とその塩及びPFOA関連物質」が同条約の附属書A(廃絶)に追加されることが決定されました。これに伴い、国内でもPFOAとその塩及びPFOA関連物質は、国内でも化審法の第一種特定化学物質に指定する物質(案)にあがりました。
(ジコホル、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)とその塩及びPFOA関連物質に係る措置(案)」2019年11月
 https://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000194549)

※業務案内 環境汚染物質の分析 「POPsなど有機ハロゲン化合物の分析」の「PFOS/PFOA」」もご覧ください。


<PFOA関連物質について>
 PFOA関連物質については、REACH規則において対象範囲は決定されておらず、POPs条約COP9 においても当該物質の網羅的な整理は困難とされています。このように、海外における動向が見えない状況において、日本国内のみのリスト化、規制開始は現実的に困難と思われます。

 一方で「PFOAとその塩」は、化学的な特性が限定されるため分析可能です。国内外の化学物質規制に対応するためには、「PFOAとその塩」を優先して調査・対応されることをおすすめします。

<IECの対応>
 2019年7月22日、IEC62474のデータベース(物質リスト)の改訂版(D18.00)及びExemption Listsが、IEC62474のWebに公開されました。


当社は、IECが指定するPFOAとその塩(5成分)をLC-MS/MSで測定できることを確認しました

   IECが指定するPFOAとその塩(5成分)を高感度で、選択性の高いLC-MS/MS法により、それぞれ分析できることを確認しました。いずれの塩もPFOAとして25ppb相当濃度が定量的に分析できました。REACH規則で規制されている「PFOAとその塩」についても原理的に同様の分析法で測定が可能です。IECが指定する”PFOSとその塩”5成分以外の塩も存在すれば、一括して測定できます。

 *PFOA/PFOSおよびPFOAとその塩などの分析に関しましては試料形態、試料量により検出感度、 納期、費用に変動があります。
  別途ご相談ください。

<測定対象>
 IECが指定するPFOAとその塩(5成分)

<分析フロー>
 

                      (参考:CEN/TS 15968)

<PFOAとその塩:定量分析に用いる検量線例>
   
       


<PFOAとそれぞれの塩を単独で測定したときの感度例>  各0.25 ng/mL

   
         
     

<ご注意>
 ・PFOAとその塩の分析結果はPFOAとして一括で算出されます。(個別には算出されません。)
 ・PFOAとその塩それぞれについて、必要感度を満たして分析できることを確認しています。
 ・試料形態、量により検出感度、納期、費用に変動があります。別途ご相談ください。


※技術情報の「グリーン調達支援」もご覧ください。
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