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キラルカラムによるD,L-アミノ酸の定性分析

概要

 キラルカラムを用いた非誘導体化分離と高感度LC-MS/MS分析で試料中D-アミノ酸の定性を行います。 主に食品、培地、微生物培養液を対象としたD-アミノ酸スクリーニングに適しています。

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分析・試験方法

●  基本仕様

分析内容 遊離のタンパク質構成アミノ酸光学異性体の定性、スクリーニング
測定対象 遊離のタンパク質構成アミノ酸 20 種およびその光学異性体*
分析機器 HPLCシステム:Nexera X2、質量分析器:LCMS-8060 (島津製作所)
対象サンプル 食品、培地、微生物培養液
必要量 液体試料:200 μL~(推奨 500 μL~) 固形試料につきましてはご相談ください。

* プロリンのみキラル分離には対応しておりません。

分析・試験事例

【D,L-アミノ酸標準品混合溶液の分析】20アミノ酸の一斉同時分析

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* グルタミンとリジン, イソロイシンとロイシンはそれぞれ同一のトランジションで検出
** D,L-プロリン(2級アミン)は本法でのキラル分離不可

 

【市販飲料中のD,L-アミノ酸定性分析】 主なD-アミノ酸の対L体ピーク面積比 (%)

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関連情報

20201211