background image background image

抗がん剤 / 生体試料等に含まれている薬物濃度測定

概要

 近年、抗体医薬品あるいは低分子医薬品でも分子標的薬としての抗がん剤開発が活発です。
 対照薬の濃度測定や既に効果が広く認められている抗がん剤と併用して、相加的、相乗的臨床効果を評価する場合には、上記抗がん剤濃度測定の経験を生かし、可能な限りお客様のご要望に合わせた測定濃度範囲で、選択的かつ高感度な血中濃度測定を確立し、迅速かつ高精度に臨床検体中の抗がん剤濃度を測定いたします。

分析・試験対象

抗がん剤(成分名)
デシタビン ネララビン パクリタキセル
カペシタビン フルオロウラシル(5-FU) ドセタキセル
ラパチニブ タミバロテン シスプラチン
ドキソルビシン エルロチニブ

上記の抗がん剤以外についても、ご相談下さい。

抗がん剤における定量測定例

分析・試験方法

更に、高感度分析が求められる事例として、 

    製造施設の高感度洗浄バリデーション試験

  • 医薬品製造現場の極微量拭取り試験
  • 原薬・製剤中極微量不純物の測定法の確立
  • バリデーション試験および濃度測定

 

    医療従事者の環境モニタリング

  • 調製室内(安全キャビネット等)の拭き取り資材中の濃度測定
  • 調製者の血中、尿中および糞便中濃度測定
  • 空気中濃度測定等

上記事例のような、極微量残留物測定も可能です。 

20150615