分析・試験事例


リチウムイオン二次電池正極のラマン分析
2014年02月18日更新
分析・試験事例
リチウムイオン二次電池の正極を顕微ラマン分光光度計によりマッピング測定(Step 11.9μm,7310 spectra)しました。
測定の結果、活物質(コバルト酸リチウム)と、導電助剤(アセチレンブラックなど)のスペクトルが検出しました。
また、測定部分の一部を高い分解能(Step 0.7μm,4500 spectra)でも測定しました。 測定部分の顕微鏡像と各成分のイメージング像を図に示します。
測定条件により、比較的広い範囲(約1mm角)での材料の分布から、局所での粒子の様子を観察することができます。
図 活物質(コバルト酸リチウム)と導電助剤のラマンスペクトル
![]() 顕微鏡像 |
![]() 導電助剤のイメージング像 |
![]() 活物質のイメージング像 |
![]() 顕微鏡像(分解能:0.7μm) |
![]() 導電助剤のイメージング像 |
![]() 活物質のイメージング像 |
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