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ダイオキシン類の燃焼試験
 燃焼には、燃やされる物の質と量・雰囲気・温度・時間・試料の導入方法・排ガスの処理など、非常に多くの要因が含まれます。
 これを、実際の焼却炉等と同一条件で再現することは困難であり、できるだけ変動要因を低減した一定条件下でのラボスケールの試験が試料間の発生比較に適しています。

■試験目的
  1. 試料を燃焼させてダイオキシン類やその前駆体が発生するかどうかを測定する
  2. ダイオキシン類発生の温度や酸素量など各種条件の寄与を評価する
  3. 臭素系難燃剤の使用に伴い、臭素化ダイオキシン類の発生量を調査する
  4. 排ガス中ダイオキシン類の吸着除去または発生抑制に伴う実験・評価など
■試験方法
当社の採用している方法は、
  1) 電気管状炉装置
  2) JIS燃焼試験材(JIS K 7217 「プラスチック燃焼ガスの分析方法」)
  3) 熱分解炉(ダブルショットパロライザー)
  4) 熱重量分析装置
  ですが、この中で1) 管状炉が最もダイオキシン類の燃焼試験に適した方法と言われています。
また、試料はプラスチック・フィルム・ゴム・紙など、さまざまな材料について試験することができます。
一回の燃焼操作で燃焼させる量は可燃物で数十mgですが、数十〜百数十回に分けて燃焼することにより総量数gの燃焼が可能です。飛灰、焼却灰等の加燃試験では、10g程度の燃焼、試験が可能です。
■分析項目
  塩素化ダイオキシン類・臭素化ダイオキシン類・PCB、PAH、TOX
  水溶性ガス(各種JIS法に準じて捕集)
塩化水素、アンモニア、シアン化水素、硫黄酸化物など
  非水溶性ガス(テドラ−バックで捕集)
一酸化炭素やメタン、エタン、プロパン、エチレン、プロピレン、アセチレン、ベンゼン、トルエンなどの無機及び有機性ガス
  粒状物質(ろ紙で捕集)
ニッケル、バナジウム、クロム、マンガンなども分析が可能です
管状炉燃焼実験装置例