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GC-MSによる脂肪酸組成分析

対象化合物

<測定例>

  生体試料中遊離脂肪酸のメチルエステル誘導体化

分析・試験項目

<分析ターゲット>

  • 遊離脂肪酸
  • 脂肪酸エステル(ワックス、グリセリド、リン脂質)中の構成脂肪酸

特徴・用途

<特徴>

  • 1分析法で種々の脂質分析が可能
  • LC-MS/MSでは区別困難なcis-trans異性体、直鎖・分岐脂肪酸の分析可能
  • 脂質種の測定は不可
    07_flow
    07_chro

    図:標準試料と脂質サンプルのクロマトグラム比較
    ※ C10~C24の飽和・不飽和脂肪酸測定が可能

     

分析・試験結果

<GC-MSによる構成脂肪酸の異性体分析(直鎖・分枝鎖、不飽和・環状脂肪酸)の例>

  GC-MSであれば、LC-MSでは区別困難な脂肪酸異性体を分離して検出することが可能となります。

  • 飽和脂肪酸 直鎖(n-), 分枝(iso-, anteiso-)
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    07_g2
  • 不飽和脂肪酸(cis, trans)、環状飽和脂肪酸(cyclo体)との区別
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    07_g4

関連情報

20140218