概要


配合変化試験および各種DI(ドラッグインフォメーション)試験
概要
臨床現場における医薬品の使用方法として、複数の医薬品を併用されるケースがあり、特に液剤である輸液類やシロップ剤は殆ど何らかの注射薬や他剤を混合して投与される場合が多くあります。これらの医薬品の配合操作によって物理的・化学的性質の変化が生じることが懸念され、配合の良否に関する情報が必要とされています。
分析・試験方法
配合変化試験
当社では配合変化試験としまして、他剤や食品との配合操作を行い、様々な条件下での経時変化を確認することで、配合比率や方法など臨床現場へご提供する重要な情報をより適切な形でご提案させて頂きます。
<試験実施例>
・ | 一定条件下(散光・遮光、室温・冷所など)における他剤医薬品(液剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤、注射剤など)の配合変化試験(外観観察、pH測定、有効成分の定量など) |
・ | 錠剤の接触による配合変化(一包化される可能性がある他剤との接触による変化を試験) |
・ | pH変動試験 |
DI(ドラッグインフォメーション)試験
医薬品に関する情報(DI試験)として、溶解性、吸湿性、pka、分配係数、経口剤の経管投与試験や懸濁試験などを実施しております。医薬品を使用あるいは販売する上で必要な各種試験のデータ取得にお応え致します。
<特殊分析事例>
・ | 経管投与試験(簡易懸濁試験法:「内服薬 経管投与ハンドブック 藤島一郎監修」参考) |
・ | 懸濁性点眼液の配合特許のための測定 |
・ | 錠剤の接触による配合試験:一包化される可能性がある他剤との接触配合変化 |
20190920
分析・見積のご依頼・お問い合わせ
まずは、ご相談からご依頼まで、お気軽にお申しつけください。