業務案内
ご依頼の手順 TEL/FAXでのお問合せ メールでのお問合せ 分析依頼票のダウンロード
トップ > 業務案内 > 環境汚染物質の分析 放射能測定 ベータ線測定装置によるストロンチウム90の測定
放射能測定
 
ベータ線測定装置によるストロンチウム90の測定
【ストロンチウム90測定の重要性について】
 東日本大震災を起因とした福島第一原子力発電所の事故発生により、放射性セシウムなどの放射性核種による人体への影響が懸念されてきましたが、除染や物理的減衰などの影響により、放射性セシウムの濃度レベルが下がると共に、ストロンチウム-90 (Sr-90)に注目が集まっています。
 Sr-90はカルシウムと挙動が似た親骨性の物質で、大部分が骨に取り込まれます。特に脊椎がターゲット臓器と呼ばれ、骨髄で作られる白血球の正常な機能を阻害するため、ガンや免疫低下に起因する感染症、肺炎などを引き起こします。また、脳の発達に支障をきたし、Sr-90の娘核種(※)であるイットリウム-90(Y-90)は脳下垂体に蓄積すると言われています。
 Sr-90は人工放射性物質のひとつであり、半減期が28.8年のβ線放出核種として知られています。β線は原子核のβ崩壊で放出される高速度の電子または陽電子の流れで、人間の皮膚で遮断され、外部被曝による影響はほとんど無いとされています。  しかし、食物等により、β線放出核種が体内に取り込まれた場合、β線はα線より飛距離があるため、内部被曝の影響は無視できません。これが現在、Sr-90が問題とされている大きな理由です。セシウムと同様に食品や農水畜産物中のSr-90のレベルを調査することは今後重要になると考えられます。

*娘核種 :  放射性核種が放射性崩壊することによって新しく生成された核種。放射性核種Aが崩壊して核種Bに変換するとき、Bを娘核種といいまたAを親核種という。
  例: ストロンチウム‐90(90Sr) ⇒ 放射性崩壊 ⇒ イットリウム−90(90Y)
(親核種)                          (娘核種)   

【測定方法について】
 β線放出核種の分析には、食品等の試料から化学分析によりターゲット核種(例えばSr-90)を抽出・精製して同位体平衡等の工程を経て分析試料とするため、長時間の分析時間を要します。 当社は、ガスフロー式低バックグランド用ベータ線測定装置を用いて、Sr-90の測定分析を受託しています。ガンマ線測定に加えて、ベータ線測定にも対応することで、震災後の食の安全及び環境改善に少しでも寄与できるよう取り組んでいます。

測定対象 放射性ストロンチウム(標準:90Sr)
納   期 ご相談ください
受託可能な検体 野菜類、海産生物、陸水、海水、土壌など
(輸出時に必要な測定など、多様なニーズに対応していますので、まずはお問い合わせください)
必要検体量(1検体) 野菜類 5kg以上
陸水(水道原水、上水、湖沼、河川水等) 100L以上
土壌 乾燥重量として 500g以上
海水 20L以上
海産生物 5kg以上
 *検体毎に、ポリエチレン袋、ポリエチレン瓶等に入れてください。
<ご依頼に関しての注意点>
  ・検体の状況によってはお受けできない場合がございます。
  ・測定後の検体は、原則返却させていただきます。
放射能測定分析依頼票はこちら >>

[any value]
[any value]
page top
[any value]