概要


シーリング材中のPCB分析
概要
1972年以前に施工されたポリサルファイド系シーリング材の一部には、PCBが含まれているとの報告があります。PCBを含むシーリング材に関しては、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」に基づいた対応が必要となります。
保管事業者は、2027年3月31日までに処分委託を行わなければならないとされました。
低濃度PCB廃棄物に関する測定については、「低濃度PCB廃棄物に関する測定」もご覧ください。
特長・用途
PCB含有ポリサルファイド系シーリング材の取り扱いについて
日本シーリング材工業会では、PCB含有ポリサルファイド系シーリング材の取り扱いについて、建物所有者向けの案内(2003年10月制定、2020年3月改定)を出されています。
当社ではPCB廃棄物調査の豊富な実績があり、この案内に沿った調査対応が可能です。
http://www.sealant.gr.jp/tec/pcb
「PCB含有ポリサルファイド系シーリング材の取扱いについて」 日本シーリング材工業会
http://www.sealant.gr.jp/wp-content/uploads/pcb-owner2020.pdf

図 PCB含有シーリング材の判定・取扱いフロー
「PCB含有ポリサルファイド系シーリング材の取扱いについて」 日本シーリング材工業会
(http://www.sealant.gr.jp/wp-content/uploads/pcb-owner2020.pdf)より抜粋
分析・試験方法
シーリング材中のPCB分析について
2017年4月に「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法」(第4版)が公表され、シーリング材の測定方法が示されました。処理を行うにあたっては、あらかじめこの方法によりPCB含有量を測定しておく必要があります。
(最新版)「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第5版)」
http://www.env.go.jp/recycle/poly/manual/teinoudo_ver5.pdf [環境省HPへ]
当社は、PCB廃棄物分析の豊富な実績と高度な技術を有しています。調査方法の設定など計画段階からの対応可能です。
廃シーリング材の処理に関わる調査(PCB分析等)は当社にご相談ください。
関連情報
20201116