概要
研究開発
概要
近年、要求される化学物質の測定濃度は微量【ppm(μg/gなど)、ppb(ng/gなど)】レベルから極微量【ppt(pg/gなど)、ppq(fg/gなど)】レベルの高感度分析にまで拡大されてきました。
当社は、新しい分析方法の研究・開発に取り組み、その成果を学会等で多数発表しています。特に最近は、生命科学に関する分野へと展開しています。
<※PPCPs(潜在的汚染物質)>
Pharmaceuticals and Personal Care Products
医薬品および家庭などで使用されるケア製品由来の化学薬品
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医薬品 : 解熱鎮静剤、β遮断熱、抗生物質・・・ -
日用化学薬品 : 化粧品、歯磨き粉、香水・・・
PPCPsは全世界でこれまでも多種あるいは多量に使用され、水循環システムを通じて、下水・河川水などに存在しています。また、既に生態系への影響が懸念され、調査が始まっています。
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分析技術開発
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● | 大学・研究機関との共同研究、科学研究費の研究支援、受託分析協力 新規有害物質の分析法の開発とモニタリングへの応用など |
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● | 廃棄物処理に関連する処理技術調査、ラボ実験、環境調査研究 |
特に、以下のマニュアル等作成・測定方法の確立に参画するなど、極微量化学物質の分析の先駆者として国内外から高い評価を得ています。
・ | ダイオキシン類 JIS、各種マニュアル、臭素系DXN等GC-HRMS |
・ | ダイオキシン類の環境測定に係る精度管理指針 |
・ | 厚生省告示第192号(平成4年7月3日)「特別管理一般廃棄物及び特別管理産業廃棄物に係る基準の検定方法」 別表第1 (最新改正:環境省告示第146号(平成27年12月25日)) PCBのGC-HRMS |
・ | 絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(2010) |
・ | 低濃度PCB廃棄物関する測定方法(第2版、第3版)(2014、2017)GC-HRMS |
・ | 排出ガス中のPOPs(PCB、HCB、PeCB)測定方法マニュアル(2010) GC-HRMS |
・ | 排出ガス中の多環芳香族炭化水素(PAHs)の測定方法マニュアル(2010) GC-HRMS |
・ | 排出ガス中のPCNs(ポリ塩化ナフタレン)測定方法マニュアル(2017)GC-HRMS |
・ | モニタリング調査マニュアル POPs (大気、生物) GC-HRMS |
・ | 白本(化学物質分析法開発) 環境省環境安全課GC-HRMS、LC-MS/MS |
・ | ISO TC147、ISO 25101:2009及びJIS PFOS 工業用水 |
・ | 工場排水中のペルフルオロオクタンスルホン酸及び ペルフルオロオクタン酸試験方法 LC-MS/MS |
・ | ISO 24293 : 2009 水試料中ノニルフェノール GC-MS |
・ | ISO/IEC 62321 : 2008 電気 |
・ | 電子機器-6種類の規制物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、 ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテル)の濃度定量 |
関連情報
業務案内
極微量化学物質の分析
20120107
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