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PAHの分析
PAH(多環芳香族炭化水素)の分析[食品試料]
 ベンゾ[a]ピレン等のPAH(多環芳香族炭化水素)は、有機物の不完全燃焼や熱分解等で生成する化学物質で、発ガン性を有する事が知られており、 その毒性から、近年、EUや韓国等、国際的に規制が厳しくなってきています。特に、食品の加工(直火加熱、燻製)、調理(肉や魚が直接火と接触するような調理) の過程で意図せずに食品に含まれることが明らかとなり、韓国において、基準を超えるかつお節を使用した製品の回収措置が行われるなど、問題が表面化しています。
当社は、食品中のPAH分析において、国内屈指の技術レベルと精度管理体制を有しており、特に問題となっている燻製食品(かつお節等) 中のPAH分析について大規模な含有実態調査を受託するなど、豊富な実績があります。
食品試料中のベンゾ[a]ピレン、PAHの分析については、当社にお任せください。

当社では、測定可能な媒体は、燻製食品等の食品試料だけでなく、大気、環境水、排出ガスなどの環境試料から、廃油、工業原料や製品試料と多岐にわたります。
→ 環境試料中のPAHの分析についてはこちら >>    → グリーン調達についてはこちら >>

■分析コース
食品中のPAHについて、以下の成分を対象とする分析コースを用意しています。
 
コース1 欧州、カナダ、韓国、中国等で基準値が設定されているベンゾ[a]ピレンのみ。
コース2 欧州で、2012年9月1日からの最大基準値(総量)が設定されたPAH 4種類。
コース3 国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)で、今後モニタリングすべきとして示されたPAH 14種類。
コース4 農林水産省が実施している調査事業(PAHs含有実態調査)で対象となっているPAH17種類。

表 分析コース 対象成分 リスト
 
物質名 CAS番号 コース1 コース2 コース3 コース4
ベンゾ[a]ピレン 50-32-8
ベンゾ[a]アントラセン 56-55-3 -
ベンゾ[b]フルオランテン 205-99-2 -
クリセン 218-01-9 -
ベンゾ[j]フルオランテン 205-82-3 - -
ベンゾ[k]フルオランテン 207-08-9 - -
ベンゾ[c]フルオレン 205-12-9 - - ○(将来)
ジベンゾ[a,h]アントラセン 53-70-3 - -
ジベンゾ[a,e]ピレン 192-65-4 - -
ジベンゾ[a,h]ピレン 189-64-0 - -
ジベンゾ[a,i]ピレン 189-55-9 - -
ジベンゾ[a,l]ピレン 191-30-0 - -
インデノ[1,2,3-c,d]ピレン 193-39-5 - -
5‐メチルクリセン 3697-24-3 - -
ベンゾ[g,h,i]ペリレン 191-24-2 - - -
シクロペンタ[cd]ピレン 27208-37-3 - - -
ベンゾ[b]フルオレン 243-17-4     -
根拠 欧州や韓国において、単独で基準値設定されていることによる。 欧州委員会規則(EC) No 835/2011で4種類(PAH4) の総量として基準値設定されたことによる。 JECFA 2006で遺伝毒性と発がん性があるとして、今後モニタリングすべき(あるいは将来の評価に役立つ可能性がある)とされたことによる。(14種) 農林水産省PAHs含有実態調査で対象となっていることによる。(17種)
※平成28年度調査よりベンゾ〔b〕フルオレンが追加。

 各コースとも、ガスクロマトグラフ-高分解能質量分析計(GC-HRMS)を用いた分析を行い、定量下限は1ppb(ng/g)が可能です。
分析納期、料金等についてはお問い合わせください。また、上記コースの対象成分以外にも各種PAHの測定が可能ですので、ご相談ください。

■各種基準 (食品試料)
 食品中のPAHについての海外における主な基準値(EU、カナダ、韓国、中国)を以下に示します。

  表 EU (委員会規則(EC)No 835/2011) 2012年9月1日からの主な基準値
 
No. 食品名 最大濃度(単位:μg/kg)