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溶媒と材料の組み合わせによるぬれ性(接触角)の違い

2012年03月19日更新

概要

  液体と固体の相互作用は、その組み合わせにより異なります。
 ここではぬれ性評価装置を用いて、潤滑油を例に金属材料に対するぬれ性の違いを測定しました。

分析・試験事例

 同じ潤滑油をブリキ板およびステンレス板(JIS SUS304)に滴下し、その接触角の変化を測定しました。
 下図に接触角の経時変化を示します。
 測定の結果、この潤滑油は、ステンレス板の方がブリキ板よりもぬれ易いことがわかりました。

 ぬれ性の評価試験では、実際に使用する材料の組み合わせにより、その相互作用を直接評価することが可能です。

図:接触角の経時変化

図:接触角の経時変化

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