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廃棄物焼却施設の解体に伴う調査

2017年01月11日更新

概要

―企画・計画から解体後周辺環境確認調査まで―
焼却施設解体に伴う総合環境調査はお任せください

 

解体工事中の作業環境測定

解体工事中の作業環境測定

 労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号/改正:平成13年4月25日付け厚生労働省令120号)および厚生労働省労働基準局長通達(平成13年4月25日付け)基発第401号で改正された、廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類の濃度測定方法に対応します。

■廃棄物焼却施設の解体

全体の流れ 概要・内容 取扱い業務例
企画 ・ 解体施設の資料調査 ・ 監督官公庁との打合せ
・ 地域住民への対応
・ 企画提案
計画 ・ 事前調査
・ 解体工事計画書
・ 保護具の選定 ほか
・ 労働基準監督署への届出
・ 付着物調査
・ 空気中の濃度測定
・ 周辺環境事前調査
・ 解体工事環境調査計画書作成
準備 ・ 解体工事前のばく露防止対策  ・ 事前調査の報告・ 特別教育の実施 ほか ・ インストラクターによる特別教育の実施
工事 付着物除去 ・ 付着物の除去作業  ・ 作業者のばく露防止 ほか  ・ 除去作業中の排水等の有害物分析
・ 環境モニタリング調査
・ 解体作業中の作業環境測定
解体工事 ・ 解体作業 ・ 管理区域に基づいた作業要領の遵守
処理 ・ 解体後廃棄物処理  ・ 廃棄物処理要領に基づいた適正処理
・ 無害化処理技術の検討
・ 廃棄物の有害分析 
調査 ・ 周辺環境調査
・ 跡地利用の提案
・ 地域住民への対応
・ 監督官公庁への報告
・ 周辺環境確認調査

関連情報

■対象となる施設

1) 火格子面積2m2以上もしくは焼却能力200kg/1時間以上の廃棄物焼却炉を有する施設
・届出は工事開始14日前までに行う(解体作業の計画の届出)
2) 火格子面積0.5m2以上もしくは焼却能力50kg/1時間 以上の廃棄物焼却炉を有する施設
・対策要綱:平成13年4月25日基発第401号
「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策について」(対策要綱の適用対象)

■参考 法律の整備

昭和58年11月 ごみ焼却施設の灰からダイオキシン類が検出されたとの報道があり社会問題化する
平成 9年 8月 豊能郡美化センターの周辺土壌調査→11月に高濃度を検出
平成10年7月 基安発第18号旧労働省 (現在廃止)
「ごみ焼却施設におけるダイオキシン類の対策について」
平成10年9月 旧厚生省が大阪府豊能郡美化センターのダイオキシン汚染を発表
旧労働省で、同美化センターの関係労働者の血中ダイオキシン類濃度を調査
平成11年 3月 「ダイオキシン対策関係閣僚会議」で「ダイオキシン対策推進基本指針」が決定
平成11年 12月 基発第688号 旧労働省 (現在廃止)
「ダイオキシン類による健康障害防止のための対策について」策定
平成12年 7月  新聞報道豊能郡美化センターの解体工事に従事していた労働者の血中から高濃度ダイオキシン類が検出
平成12年 9月 基発第561号の2旧労働省(現在廃止)
「廃棄物焼却施設解体工事におけるダイオキシン類による健康障害防止について」
平成13年 4月 基発第401号の2
「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策について」
労働基準監督署への解体計画書の届出
付着物分析結果と作業環境測定結果による管理区域の決定(保護具の選定)
特別教育の実施