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食品中化学物質測定
 
食品中に含まれる3-MCPD脂肪酸エステル(3-モノクロロプロパンジオール脂肪酸エステル)及びグリシドール脂肪酸エステルの測定
 農林水産省は平成23年度から平成27年度までの5年間における有害化学物質のサーベイランス・モニタリング計画として「平成24〜25年度 食品中の3-MCPD脂肪酸エステル及びグリシドール脂肪酸エステルの含有実態調査」を実施し、海外の食品と同様、我が国で流通している食用植物油脂、油脂の含有率が高い他の食品等にも含まれること、その濃度は海外での報告よりも低い傾向であるとの調査結果を報告しています。
 また、両物質について、今後国際的なリスク評価が検討されています。
 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/141217.html (農林水産省HPより)

 海外においても、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2007年12月に、精製植物油脂や乳幼児用調整乳などの油脂加工品から高濃度の 3-MCPD脂肪酸エステルが検出されたことを受けて、暫定的なリスク評価が行われています。
BfRは、3-MCPD脂肪酸エステルに関する毒性学的データがないため、消化過程で3-MCPD脂肪酸エステルから3-MCPDが100%遊離すると仮定した場合、乳児が乳幼児ミルク(乳幼児調整乳及びフォローアップミルク)を通常量摂取することにより、3-MCPD の摂取量は TDI(2 μg/kg 体重/日)の 3〜20 倍となることを公表しました。
 http://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets-chloropropanol.pdf (食品安全委員会資料より)

 3-MCPD脂肪酸エステルによる健康被害の報告はありませんが、生体内に取り込まれると加水分解して、健康に悪影響を及ぼす可能性のある3-MCPDが生成されることが懸念されています。
また、食用油の精製・脱臭過程で形成されるグリシドール脂肪酸エステルについても、げっ歯類で発がん性が認められているグリシドールに変化する可能性があり、毒性評価が必要と考えられています。
当社では食品中のこれら脂肪酸の成分を対象とした測定を受託しています。
食品中のみならず、毒性評価に伴う臨床・非臨床の生体試料等や上記の成分以外の分析も可能ですので、お気軽にご相談ください。

<測定方法>
 3-MCPD脂肪酸エステル及びグリシドール脂肪酸エステルの各脂肪酸を測定します(直接法)。
直接法
液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)にて測定。
本法では、3-MCPD及びグリシドール等に結合した脂肪酸の種類ごとに含有量を測定します。
液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)8050
LC-MS/MS(LCMS8050 島津)
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